EWI-SOLO 最初の調整

EWI-SOLO

↑EWI-SOLOが届いてすぐの音出し映像。こんな感じの楽器です。
EWI-SOLOを購入して、多くの人が最初に戸惑うのは次の3点ではないでしょうか。
  1. 音が小さい!
  2. タッチセンサーが不安定?
  3. 音がショボい!
順番に解決していきましょう。
まず1.の「音が小さい」ですが、これは諦めてください。こういうもんです。ただし、ブレスセンサーの感度を上げることで若干大きくはなります。

Globalボタンを押す⇒Breath Sensor⇒エンコーダーノブを押して選択⇒デフォルトより少し大きめにして決定



私は42あたりにしました。

2.の「タッチセンサーが不安定」というのは、何かの拍子に半音ズレて発音されることではないでしょうか。これはEWI-SOLOで新たに加わったK10というキーのせいです。ノートキーの下から5番目、右側に飛び出している小さなバーが犯人です。これに触れると半音高くなるのですが、4000や5000では存在していないキーなので、EWI経験者は戸惑うだけです。知らずにこれに指の内側が触れてしまうと半音上がるので、キーレスポンスが不安定なのかと錯覚するわけです。

↑これが「犯人」だった!
EWI5000にはこのキーはない↓

これは設定で無効化できますので、最初にこれをOFFにしておきます。

Globalボタンを押す⇒Key Action⇒エンコーダーノブを押して[Enable K10]を選択⇒OFFにして決定


3の「音がショボい」も、ある程度は諦めるしかありませんが、FX(エフェクト)でReverbをかけたり、Delayでほんの少し遅らせた音を混ぜることで改善できます。

調整ができたら、その音色を必ずSAVEしておきます。

Saveボタン⇒Favoriteリストを(FAV1~4の中から)選び⇒エンコーダーノブを回してEmptyを選び⇒YESで決定




単にSAVEボタンを2回押せば保存されると思いがちですが、そうではないので注意。

これだけでデフォルトでの音より多少はマシになった印象になると思います。
4つのFavoriteバンクはそれぞれ4個のメモリがあるので、合計16個まで保存しておけます。
保存した音色は4つあるFavoriteボタンとエンコーダーノブで瞬時に呼び出せます。

これらの設定は本体だけですべてできますが、PC用のEWI-SOLO Editorというソフトをインストールすると、PCの大きな画面を見ながら設定できます。
このエディターソフトはファームウェアアップデートにも必要なのでインストールしておきましょう。
http://ewi.akai-pro.jp/ewi-solo/の一番下にダウンロードリンクがあります(Windows版とMac版)。
↑エディターソフトの画面。K10キーをOFFにしているところ


また、内蔵スピーカーは屋内練習用だと割り切り、気合いを入れた演奏では外部スピーカーに接続してでかい音を出すようにすると、まったく違う音に聞こえます。
JBLのBluetoothスピーカーは小さくて、電池駆動できるのでお勧めです。ホームパーティー程度なら十分すぎる迫力が出ます。

他に買い足すものとしては、ケースとネックストラップでしょうか。
ケースは三脚や譜面台を入れる多目的ケースで、内径80cmのものを選ぶとうまくいきます。

ネックストラップは付属しているものはあまりにもチャチなので、サックス用にいろいろ出ているものをお好みでどうぞ。
EWI-solo


全長が77cmもあるEWI-SOLOを収納・運搬するケースは三脚などを運搬するケースを利用するといい。Amazonで購入で2000円くらいから



上からEWI-SOLO、EWI4000S、EWI5000とケースいろいろ。真ん中のケースは三脚などを入れる多目的ケースで、Amazonで購入Amazonで1780円だった。80cmサイズを選ぶこと。EWI-SOLOに長さはピッタリだった。

↑JBLのChargeシリーズは外部スピーカーとしてお勧め。これはCharge4。Amazonで購入で10000円前後






Amazonで購入でも発売中。

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