……こんなかたにぜひ知ってほしい楽器がウィンドシンセサイザーという楽器です。
私は57歳6か月でこの楽器(EWI4000S)を初めて手にして、1か月後にはバリバリの現役ジャズメンとセッションをするという無謀なことをしていました。
EWI4000Sはだいぶ前に製造終了し、現在では新品を入手することはできませんが、後継機種のEWI SOLO (およそ5万円)や、中国企業が作っているClarii Pro C20 (2026年現在、12万6500円)というウィンドシンセサイザーは新品で入手できます。
一方で、EWI SOLO の前に発表され、今も新品で入手できるEWI5000や、中国企業ROBKOOのClarii miniはお勧めしません。
EWI5000は内蔵スピーカーがないのでアンプにつながないと音が出ません。内蔵音源の音質もデジタル臭く、さらには動作が安定しない傾向があります。
ROBKOOのClarii miniは、小さいのに結構な音量で吹けるのでパッと見、よさそうに思えますが、実際に吹いてみると小さくてキーが少ないがゆえに演奏が高級機のClarii Pro C20 より難しかったりします。就学前のお子さんに買い与えるにはいいと思いますが、大人が初めてのウィンドシンセサイザーとして触れるのはお勧めしません。
EWI5000 EWI4000S(W)の後継機。音源は管楽器シミュレーションを中心に一新。電源は単三乾電池×4本からリチウムイオン電池に。そしてワイヤレス搭載と、望まれる新機能を満載しながら、外形はEWI4000Sと同じにしたので、EWI4000Sに慣れたプレイヤーが今まで通りの感覚で吹ける。
ただし、動作が不安定なところがあり、音色や微妙なレスポンスの違い(どっしり感や粘り感)にも弱さを感じる。EWI SOLO やClarii Pro C20が出た今は役割も終わったか。 EWI4000S EWI4000Sは2013年に販売終了となり、引き続きEWI4000SWが売られていたが、SWも終了。
粘り気のある太い音色は最も「EWIらしい」。吹いているときの楽器との一体感や微妙なブレスコントロール、ベンド奏法における反応などでは今も魅力健在。 ご案内はこちら
EWI4000SW
色が白いだけで、EWI4000Sと中身はほぼ同じ。 ご案内はこちらEWI USB EWI USB は本体に音源が内蔵されておらず、コンピュータにUSB接続しないと音が出ない。しかし、付属するAriaという音源の中にあるヴァイオリン(TH)やチューバなどは非常に魅力的な音源で、「デジタル・ワビサビ」の道具としては最適と言える。EWIを使った私のアルバム『Digital Wabi-Sabi』(このサイトで収録曲のサンプルをお聞かせしています)でも、結果的にはほとんどがAriaのヴァイオリン音源を使った。ライブはやらず、もっぱら録音で使うことを前提にしているならこれでもいいが、本体はややチープな作り。
EWI SOLO やClarii miniが5万円を切る値段で購入できる現在、お勧めしない。 ご案内はこちら
New Bee ギター ワイヤレス 送受信機 WJ21 エレキギター用のワイヤレス化システム。EWIやClariiに使える。非常にレスポンスがよく、ストレスを感じない。 ご案内はこちら