EWI-SOLO
初めての人はEWI-SOLOを買ってください 。EWI USBというのもありますが、EWI USBは音源内蔵ではなく、PCに接続しないと演奏できないので、なかなか練習する気になれないからです。
安いEWI USBをまず買ってから……と思うと、EWIの楽しさが分からないまま挫折するのではないかと思います。価格がかなり違いますが、
初めてのEWIこそEWI-SOLOを買う 、これがポイントです。
EWI-SOLO販売再開まで待てないという人は、中古でもいいのでEWI-4000Sを選びましょう。5000はあまりお勧めしません。
EWI5000
EWI4000S(W)の後継機。音源は管楽器シミュレーションを中心に一新。電源は単三乾電池×4本からリチウムイオン電池に。そしてワイヤレス搭載と、望まれる新機能を満載しながら、外形はEWI4000Sと同じにしたので、EWI4000Sに慣れたプレイヤーが今まで通りの感覚で吹ける。
ただし、音色や微妙なレスポンスの違い(どっしり感や粘り感)に関しては好き嫌いが分かれそう。私自身はいじってみた末に「やはりライブでは今まで通りEWI4000Sをメインに使おう」と決めました。
↑色が違うだけで中身は同じです。
EWI4000S EWI4000Sは2013年に販売終了となり、引き続きEWI4000SWが売られていましたが、いつのまにかSWも終了しました。
EWI5000やEWI-SOLOが出た今、出番がなくなったかと思われがちですが、粘り気のある太い音色は最も「EWIらしい」と思います。吹いているときの楽器との一体感や微妙なブレスコントロール、ベンド奏法における反応などもEWI5000よりアナログっぽい反応をしてくれるため、私はさんざん比較した末に、ライブではEWI5000ではなく4000Sを使うことに決めました。
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EWI4000SW
色が白いだけで、EWI4000Sと中身はほぼ同じです。
EWI USB EWI USB は本体に音源が内蔵されておらず、コンピュータにUSB接続しないと音が出ません。しかし、付属するAriaという音源の中にあるヴァイオリン(TH)やチューバなどは非常に魅力的な音源で、「デジタル・ワビサビ」の道具としては最適と言えるでしょう。EWIを使った私のアルバム『Digital Wabi-Sabi』(このサイトで収録曲のサンプルをお聞かせしています)でも、結果的にはほとんどがAriaのヴァイオリン音源を使いました。ライブはやらず、もっぱら録音で使うことを前提にしているならこれでもいいのですが、本体はEWI4000、5000、SOLOに比べると楽器本体がややチープな作りです。その分、軽いという利点もありますが、私は右親指の第2ポジションキーが効かなくなるという不具合に複数の楽器で遭遇しており、楽器としての安定性、堅牢性にも少し疑問を抱いています。
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ZT AMP「Lunch Box Jr」 小型アンプで有名なLuch Boxをさらに小型にした弟分。この大きさ(小ささ)からは信じられないような音がするとギタリストたちの間で評判のアンプ。これなら居間のキャビネットなどにセットしておいても邪魔にならず、いつでも気軽に練習できます。
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ワイヤレスシステム SAMSON AUDIO AirLine Guitar AP1-AG1 エレキギター用のワイヤレス化システムですが、EWI4000S/4000SWに使えます。世界中のEWI吹きがこのセットを使っているようで、YouTubeのライブ動画などでもこれをつけたEWI4000Sをよく見かけます。私も使っていますが非常にレスポンスがよく、ストレスを感じません。
EWI5000には最初から無線システムが内蔵されていますので必要ありません。
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電池駆動のBluetoothスピーカー
Bluetooth内蔵の小型パワードスピーカー は3000円くらいからたくさん出ています。音はLunch Boxにさすがに負けますが、Bluetooth受信再生ができるので、カラオケをスマホやiPod touchなどに入れておき、Bluetoothで再生し、本体からの音(ヘッドフォン出力端子からステレオミニプラグケーブルで)をライン入力でつなげば、自動的にミックスして出力してくれるのがとても便利。
乾電池駆動が可能なので、車などに積んでいけば、車内でも野原でも砂浜でも練習できます。とにかく重宝するので、1台あるととても便利です。
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2012年10月1日 ヤフオクで中古のEWI4000SをGET。
2012年10月1日~ 音がうまく出ない。いちばん困惑したのは裏側のオクターブローラー。とりあえず『Orca's Song』を吹けるようにしようと毎日練習。あとはブルースのアドリブフレーズなど。
2012年10月下旬 オクターブローラーに触れる左手親指の角度を変えることでうまくいくのでは? と気づく。指の腹ではなく、指の横をあてるようにしたところ、なんとなくうまくいきそうな気配。他にも毎日が発見の連続。
2012年11月3日 近所のライブハウスカフェでジャズのジャムセッションデー。始めて1か月のEWI4000Sを持参して勇敢にもセッションを試みる。
2012年11月 Gスケールではそこそこ吹けるようになった。ジム・ホールの『アランフェス』を練習台にしてほぼ毎日吹く。左手中指を抜くと、同名調に転調できると、今さらながらの発見。ベンドキーの使い方がだいぶうまくなった。
2012年12月1日 始めて2か月。2回目のジャムセッションに挑戦。前回とは違うバンドメンバーにて『アランフェス』を試みてみる。もちろん不満足ではあるが、そこそこやっていけそうな感触も掴む。
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EWI4000Sを手にしてから2か月目。なんとかセッションのまねごとができるまでになった↑
2012年12月 オリジナル曲を何曲か録音してみる。EWI4000Sならではの課題や可能性が見えてきた感じ。
2013年1月2日 多くの人たちにEWIの魅力を知ってもらうために、このサイト(http://ewifan.com/)を試験的に立ち上げてみる。
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EWI4000Sをワイヤレス化して、ZTのランチボックス(ミニアンプ)につないで出してみた最初の実験演奏『枯葉』↑
2013年9月 ずっと練習をさぼっていたのでうまくなっていない。ワイヤレス化して、ライブではZTのアンプを使うといいということが分かった。演奏そのものはちょっと壁にぶつかっている感じ↑ もうすぐ購入して1年。踏ん張らなくちゃ。
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2020年 EWIで演奏する楽器をヴァイオリン、チェロ、フリューゲルホーン系などに集中させ、「タヌパックバーチャルバンド」というコンセプトでの音楽制作を意識し始める。