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EWIの魅力と秘められた可能性を紹介   EWIfan.COM

EWI-SOLO
AKAI professionalブランドで作られているEWI(イーウィ)というウィンドシンセサイザーの魅力と可能性について、私(作曲家・Jin Soda)が知っていることを書いています。

……こんなかたにぜひ知ってほしい楽器が「EWI」というウィンドシンセサイザーです。
私は57歳6か月でこの楽器(EWI4000S)を初めて手にして、1か月後にはバリバリの現役ジャズメンとセッションをするという無謀なことをしていました。
↑このヴァイオリンとチェロはEWIで演奏しています

過去に、サックスはもちろんのこと、EWIと同じウィンドシンセサイザーであるYAMAHAのWX5にさえ数日で挫折しています。カシオのデジタルホーンも少しやってみたことがありますが、電池が液漏れして壊れてからはゴミになってしまいました(製造も中止されたし、そもそも玩具みたいで人前で吹くにはかっこ悪すぎたし……)。
そんな私が、EWIだけは今も(このサイトを立ち上げたのは2013年1月2日。まだ始めて3ヶ月でした)続いていて、おそらく死ぬまでこの楽器とつき合うだろうと予感しています。

EWI4000S(EWI4000SWは色が違うだけで基本的にEWI4000Sと同じ)、EWI5000(2014年夏に登場)、EWI-SOLO(2020年秋に登場)は、
……という特徴を備えています。
ぜひ、論より証拠で実物を手にしてみてください。一気に世界が広がるかもしれません。
「もしかしたらできるかも?」と思ったら、ガバッと決断して購入し、サクッと気軽に練習を始めましょう。
EWI初心者である私が、初めてEWIを手にしたときの戸惑いや疑問にどう対応していったか、記録していきます。


 セッション (2014年4月26日 Daddy's Cafe KAMUNA x Erik Santos)

index(内容は随時更新の予定)

EWI-SOLOが登場

ついにEWIの最終形?ともいえそうなEWI-SOLOが登場した。しかし、すぐに売り切れで、目下世界中で品切れ状態。EWIファンが販売再開を待ち望んでいる! こちら

EWI4000Sを知るまでの挫折の記録

大学生の時のサックス3日坊主、オカリナ、アルトリコーダー、カシオデジタルホーン、YAMAHA WX5、YAMAHAサイレントチェロ、ザフーン……とすべて数日で諦めて、ついに出逢ったのがこれ! EWI4000Sはなぜ続けられたのか? こちら

オクターブローラーという最初の壁

親指の角度を変えればいいということに気づくまでひと月近くかかってしまった こちら

Gスケールから練習するといいよね

いっそGスケールから始めてみてもいいんじゃないの? こちら

複数のキーポジションを使い分ける

同じ音を出すのに複数のキーポジションがある。どう使い分けるか…… こちら

ベンドキーの魔力

これを使いこなせば一気に表現力UP。癖になりすぎて怖い? こちら

なんちゃってブルース

セッションの定番といえばブルース。これをとにかく手っ取り早く、それらしくやるためのガバサク理論とは? こちら

音源の選び方、考え方

EWIという楽器をどう考えるか? 「何かのシミュレート」ではなく、EWIという楽器として考える(サンプルで紹介) こちら

EWI5000 発売直後の試奏感想

待望の新製品と思われたEWI5000が出たが、その実力は……? プロが使える楽器たりえるのか? 今後の展開は? こちら

EWI5000 4000S Ariaの吹き比べ

ライブや録音で3つのEWIをどう使い分けるか。あなたにとっていちばんしっくりくるEWIはどのスタイルか? こちら

EWIのソロ練習に最適なiRealProというソフト

スマホやタブレットに入れてあらゆる曲の伴奏を再生。テレビに大きくコード譜を映し出し、好きなスタイルで伴奏してもらえる超お勧め環境とは? こちら

ローランドが出したエアロフォンを試す

本体にスピーカーが内蔵されているというのがエアロフォン最大の売りだと思うが、そのままではショボい音。サックス奏者の室内練習器? 吹奏楽器未経験者には向いているのか? こちら

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とにかく手にしてみよう


EWI-SOLO
EWI-solo
2020年秋に登場した決定版! EWI-SOLO。あっという間に売り切れて製造が追いつかず、現在世界中で購入不能状態。Amazonで購入Amazonでのチェックは⇒こちら

初めての人はEWI-SOLOを買ってください。EWI USBというのもありますが、EWI USBは音源内蔵ではなく、PCに接続しないと演奏できないので、なかなか練習する気になれないからです。
安いEWI USBをまず買ってから……と思うと、EWIの楽しさが分からないまま挫折するのではないかと思います。価格がかなり違いますが、初めてのEWIこそEWI-SOLOを買う、これがポイントです。
EWI-SOLO販売再開まで待てないという人は、中古でもいいのでEWI-4000Sを選びましょう。5000はあまりお勧めしません。

EWI5000
EWI4000S(W)の後継機。音源は管楽器シミュレーションを中心に一新。電源は単三乾電池×4本からリチウムイオン電池に。そしてワイヤレス搭載と、望まれる新機能を満載しながら、外形はEWI4000Sと同じにしたので、EWI4000Sに慣れたプレイヤーが今まで通りの感覚で吹ける。
ただし、音色や微妙なレスポンスの違い(どっしり感や粘り感)に関しては好き嫌いが分かれそう。私自身はいじってみた末に「やはりライブでは今まで通りEWI4000Sをメインに使おう」と決めました。



↑色が違うだけで中身は同じです。

EWI4000S
EWI4000Sは2013年に販売終了となり、引き続きEWI4000SWが売られていましたが、いつのまにかSWも終了しました。
EWI5000やEWI-SOLOが出た今、出番がなくなったかと思われがちですが、粘り気のある太い音色は最も「EWIらしい」と思います。吹いているときの楽器との一体感や微妙なブレスコントロール、ベンド奏法における反応などもEWI5000よりアナログっぽい反応をしてくれるため、私はさんざん比較した末に、ライブではEWI5000ではなく4000Sを使うことに決めました。
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EWI4000SW

色が白いだけで、EWI4000Sと中身はほぼ同じです。

EWI USB
EWI USB は本体に音源が内蔵されておらず、コンピュータにUSB接続しないと音が出ません。しかし、付属するAriaという音源の中にあるヴァイオリン(TH)やチューバなどは非常に魅力的な音源で、「デジタル・ワビサビ」の道具としては最適と言えるでしょう。EWIを使った私のアルバム『Digital Wabi-Sabi』(このサイトで収録曲のサンプルをお聞かせしています)でも、結果的にはほとんどがAriaのヴァイオリン音源を使いました。ライブはやらず、もっぱら録音で使うことを前提にしているならこれでもいいのですが、本体はEWI4000、5000、SOLOに比べると楽器本体がややチープな作りです。その分、軽いという利点もありますが、私は右親指の第2ポジションキーが効かなくなるという不具合に複数の楽器で遭遇しており、楽器としての安定性、堅牢性にも少し疑問を抱いています。
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ZT AMP「Lunch Box Jr」
小型アンプで有名なLuch Boxをさらに小型にした弟分。この大きさ(小ささ)からは信じられないような音がするとギタリストたちの間で評判のアンプ。これなら居間のキャビネットなどにセットしておいても邪魔にならず、いつでも気軽に練習できます。
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ワイヤレスシステム SAMSON AUDIO AirLine Guitar AP1-AG1
エレキギター用のワイヤレス化システムですが、EWI4000S/4000SWに使えます。世界中のEWI吹きがこのセットを使っているようで、YouTubeのライブ動画などでもこれをつけたEWI4000Sをよく見かけます。私も使っていますが非常にレスポンスがよく、ストレスを感じません。
EWI5000には最初から無線システムが内蔵されていますので必要ありません。 ご案内はこちら


電池駆動のBluetoothスピーカー
Bluetooth内蔵の小型パワードスピーカー
は3000円くらいからたくさん出ています
。音はLunch Boxにさすがに負けますが、Bluetooth受信再生ができるので、カラオケをスマホやiPod touchなどに入れておき、Bluetoothで再生し、本体からの音(ヘッドフォン出力端子からステレオミニプラグケーブルで)をライン入力でつなげば、自動的にミックスして出力してくれるのがとても便利。
乾電池駆動が可能なので、車などに積んでいけば、車内でも野原でも砂浜でも練習できます。とにかく重宝するので、1台あるととても便利です。 ご案内はこちら

私のEWI遍歴

2012年10月1日  ヤフオクで中古のEWI4000SをGET。
2012年10月1日~ 音がうまく出ない。いちばん困惑したのは裏側のオクターブローラー。とりあえず『Orca's Song』を吹けるようにしようと毎日練習。あとはブルースのアドリブフレーズなど。
2012年10月下旬  オクターブローラーに触れる左手親指の角度を変えることでうまくいくのでは? と気づく。指の腹ではなく、指の横をあてるようにしたところ、なんとなくうまくいきそうな気配。他にも毎日が発見の連続。
2012年11月3日  近所のライブハウスカフェでジャズのジャムセッションデー。始めて1か月のEWI4000Sを持参して勇敢にもセッションを試みる。
2012年11月    Gスケールではそこそこ吹けるようになった。ジム・ホールの『アランフェス』を練習台にしてほぼ毎日吹く。左手中指を抜くと、同名調に転調できると、今さらながらの発見。ベンドキーの使い方がだいぶうまくなった。
2012年12月1日  始めて2か月。2回目のジャムセッションに挑戦。前回とは違うバンドメンバーにて『アランフェス』を試みてみる。もちろん不満足ではあるが、そこそこやっていけそうな感触も掴む。

EWI4000Sを手にしてから2か月目。なんとかセッションのまねごとができるまでになった↑


2012年12月   オリジナル曲を何曲か録音してみる。EWI4000Sならではの課題や可能性が見えてきた感じ。
2013年1月2日  多くの人たちにEWIの魅力を知ってもらうために、このサイト(http://ewifan.com/)を試験的に立ち上げてみる。

EWI4000Sをワイヤレス化して、ZTのランチボックス(ミニアンプ)につないで出してみた最初の実験演奏『枯葉』↑


2013年9月   ずっと練習をさぼっていたのでうまくなっていない。ワイヤレス化して、ライブではZTのアンプを使うといいということが分かった。演奏そのものはちょっと壁にぶつかっている感じ↑ もうすぐ購入して1年。踏ん張らなくちゃ。 

2020年 EWIで演奏する楽器をヴァイオリン、チェロ、フリューゲルホーン系などに集中させ、「タヌパックバーチャルバンド」というコンセプトでの音楽制作を意識し始める。

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2013/01/02 start  2021/03/08 updated